宇宙教育 - feeling the earth -

天と地の狭間で地球の視点から我々の世界を考える

はじめに

 有人宇宙から離れて5年が経ちました。退職を機会にして、以前に書き留めていたブログ「チーム・マネジメント」の更新も止めています。現在、地元に戻って幼児教育に携わっていますが、これまでの技術の世界と全く異なり、日々新しい役割に追われています。

 少し自由な立場で、新しいテーマについて調査研究し、新しいブログに記録を残していきたいと考えていました。令和元年から、地震・台風による災害、未知なウイルスによる脅威を感じることが多く、人間の弱さや小ささを実感させられました。

 人類が宇宙を目指す活動を追い続けてきましたが、宇宙の中で人類が誕生して生き続けていることが奇跡的なことを思い知らされました。本当に生命を育んでいる地球を感じて、自然に戻って生きていかなければ、重大な事態になりかねないと、様々な分野の専門家が警告しています。

 宇宙技術を学んだ立場から、人類の生存に脅威となりかねない温暖化、小隕石、原子力、伝染病について調査研究を進めていきます。私も知識が足りておらず、第一に最新の研究成果や現状を知ることから始める必要があります。成果をまとめた記事が少しでも役に立てれば良いのですが。

 重い話題だけでは疲れてしまうので、合間にて私の専門である航空宇宙工学、システム制御工学に関わる解説も掲載していきます。